突然の難聴診断、そして心が晴れた瞬間
娘が生後2日目に受けた新生児スクリーニング検査で、難聴の可能性があることを告げられました。これまで家族に難聴の人はなく、まさか我が子にこの問題が降りかかるなんて、想像すらしていませんでした。
耳鼻科医から「娘さんは聞こえていません」と言われた瞬間、頭の中が真っ白になり、絶望の淵に立たされたような気持ちになりました。それでも医師から「1ヶ月後に脳波検査を行いましょう」と言われ、藁にもすがる思いでその日を待ったのです。
1ヶ月間は、不安と希望の間で揺れ動く日々でした。言語聴覚士の方から「ほとんどの子は再検査で問題ないですよ」と励ましの言葉をいただいたものの、娘が本当に聞こえないのかと思うと心が重くなりました。
お宮参りの日も、周りの明るい雰囲気とは対照的に、私は暗い気持ちでいっぱいでした。まだきょうだいには娘の難聴のことを伝えていなかったため、無邪気に遊ぶ彼らの姿が複雑に映りました。
中等度難聴という診断、そして決意
1ヶ月後の検査では、やはり「中等度」の難聴と診断されました。覚悟していたとはいえ、やはりショックは隠せませんでした。娘がこれからどのように音を聞いて、言葉を発していくのか、想像もつかず、不安な気持ちで一杯でした。
しかし、娘の笑顔を見ていると、不思議と前向きな気持ちになれました。「この子のために、できる限りのことをしてあげよう」。そう決意し、娘との歩みを一歩ずつ踏み出すことにしたのです。
言語聴覚士さんとの面談:希望の光
今後の日常生活でのコミュニケーション方法や療育について、言語聴覚士さんから具体的なアドバイスをいただきました。
私の頭の中には、たくさんの質問が渦巻いていました。
- 今後どのようなことに気をつければいいのか
- 娘との接し方
- 補聴器や人工内耳のこと
- 手話が必要かどうか
- 娘は仕事復帰できるのか
これらの質問に対し、言語聴覚士さんは娘の聴力に合わせた具体的なアドバイスをくださいました。未来への不安が少しずつ和らぎ、希望の光が見えてきたように感じました。
娘の難聴診断から、前向きな道へと歩み始めた私の経験を記録するこのブログが、同じ悩みを抱える方々にとって、少しでも励やしや参考になれば幸いです。
まとめ
娘の難聴がわかった時、絶望と不安でいっぱいになりました。しかし、娘の笑顔と周りの人の支えによって、少しずつ前向きな気持ちになれました。
これからも娘と歩みを進めながら、同じ悩みを抱える方々に情報を発信していきたいと思います。
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